番外編 旅の中で見かけたもの




2010年06月07日(月)
変換直後の香港の様子 (1997年当時)

研究テーマとは関係ないが、香港コンピュータ事情について。香港電脳中心に 8月31日の自由時間の時に行ってきた。おもしろい物がたくさんあった。なん とWindows97があるではないか。当然、正規に発売された記憶は私にはない。それ もプラスチックのCDケースに入れただけ。マニュアルは見るからに付属してい そうにない。CD-ROMのジャケットにWindows97のロゴがついているだけ。それで、 100香港ドル(\1600)であった。見るからに怪しい。パソコンに入れたら起動 しなくなりそうだ。同じくOffice97もCD-ROMをボール紙でくるんでビニールで包 装しただけでおいてあった。こちらも50香港ドル(\800)。部屋のインテリア におもしろいかなーと思ったけれど、著作権違法で捕まるのも怖いので見るだけ にしておいた。日本ではあまり聞かないメーカのパソコンばかりだった。こちら では、ビデオテープよりもビデオCDなる物の方が普及しているようで、ビデオ テープデッキよりもビデオCDデッキが多く売られていた。もちろんパソコンで も見ることができる。主なソフトは、中国のミュージシャンや、映画など。日本 のアニメも人気のようで、パソコンのモニターに、あのエヴァンゲリオンが中国 語の字幕で映し出されていた。電気街というと日本の秋葉原を思い出すだろうが、 そことの大きな違いを一つ。なぜだか、カップルが異様に多い。若い私らの世代 の人が大勢集まっていて活気にあふれていた。


2010年06月07日(月)
香港の夜景 (1997年当時)

香港の夜景はすばらしい。観光ガイドの本に出てくるビクトリアピークからの 眺めは皆さんも写真で見たことがあるだろう。そして、深せんの夜景もすばらし い。しかし、写真で見た事のある人は少ないのではないだろうか。深せんでは、 幹線道路の街路灯のほとんどに、クリスマスの時に付けるような電球が数え切れ ないほど巻き付けられている。そして、街路樹を木の根元から枝葉に向けて照ら す照明は緑色なのだ。照明が緑色というのは、私はお化け屋敷以外で見た記憶は ない。ところが、これがまた不思議で美しい雰囲気を醸し出しているのだ。考え てみれば葉っぱは緑色である。それを見せるのに緑色の照明を使うのも一理ある のかも知れない。今まで見たこともなかっただけに、その美しい光景は忘れられ ない。


2010年06月07日(月)
鉄道マニアです (1997年当時も)

広州から南昌へ向かう列車で気づいた事。今は、ディーゼルエンジン駆動の機 関車で客車を牽引するタイプだが、近い将来この路線は電化されるだろう。なぜ なら、線路の脇に数十メートルおきに架線のための電柱が完成しているからであ る。中国にも日本の新幹線のようなものが走る日が来るのだろうか。


2010年06月07日(月)
商売繁盛 (1997年当時)

世界中どこでもマクドナルドはあるようだ。廈門の街で見かけたマックはなか なかユニークな事をやってくれる。ライバル店の上に「ここから歩いて3分です 。マックに来てください」なる内容の看板を堂々と付けていたのだ。営業妨害に はならないのだろうかとその店に同情しながらも、そのライバル店から3分歩い てマックに入ったのは、言うまでもない。広告の力恐るべし!値段はバリューセッ トでだいたい日本円で300〜400円ぐらい。店内はお客さんでいっぱいなの は日本と変わらない。ここでもメニューにスマイル0元と書いてあったかどうか は謎のままである。